日本生命Bリーグチャンピオンシップ2023-2024決勝の第2戦、琉球ゴールデンキングス対広島ドラゴンフライズが26日、横浜アリーナで行われる。先勝した琉球は、勝てば昨シーズンに続くBリーグ制覇となる。
琉球は、スリーポイント(3P)を高確率に決めて試合の主導権を握った。チームの3P成功率が45.5%(33本中15本成功)を記録する中で、今村佳太が62.5%(8本中5本成功)をマークした。今村はシーズン中の3P成功率が32.2%とそれほど高くなかったが、大舞台で大きな仕事をした。外からのシュートが効率よく決まれば、ディフェンスも広げざるを得ないのでインサイドが攻めやすくなる。その時は、センターのジャック・クーリーの出番となる。
一方の広島は、3Pの試投本数が琉球より12本も少なく、琉球ディフェンスを守りやすくさせてしまった。また、フィールドゴール試投本数は琉球より5本多かったが、成功率が琉球の43.3%に対して38.5%と40%を切っていた。負けられない第2戦では、序盤から内と外からのシュートを効果的に絡めて、琉球の守備をかく乱させたいところ。初戦で7点に封じられたエースのドウェイン・エバンスの覚醒に期待したい。